生態
金魚のオス・メスの見分け方には、いくつかの方法があります。その中から4つ説明します。
1.追星
2.オスがメスを追いかける
3.お尻の穴を見る
4.お腹を押して見る
オス・メスを見分ける、最も一般的な方法です。繁殖時期(4月〜5月頃)になるとエラの部分に白い点々(追星)が出てきます。追星が、出てきた金魚がオスです。他の三つの見分け方に比べると確実で間違いが少ない方法です。そして、肉眼で確認できるため金魚に触って確認する必要が無いため金魚への負担も少なくすみます。初心者の方などは、一つだけ注意しなければいけない点があります。それは、白点病と見間違うことです。追星は、エラなどの前側に出てきますが、白点病は尾びれなど後ろ側から出てくるので注意して見てください。
繁殖時期になると何匹かの金魚が、単独の金魚を追いかけることがあります。そして体を擦り付けたりする場面が多々見受けられます。その時に、追いかけている方の金魚がオスのことが多いです。ただ、一概に追いかけていたらオスであるという断定は難しいです。なぜなら、ただ追いかけることがあるからです。繁殖期以外でも、追いかけることがありますがその時には、メスがオスを追いかける場合もあるからです。なので、繁殖時期にエラに追星が出ていて、他の金魚を追いかけていたら確実にオスであるという断定をした方がいいです。
金魚のお尻の穴を見ることによってオス・メスを見分けることができます。ですが、最初に注意をしておくとこの方法は、金魚を触らなければいけないので金魚への負担になることがありますし、見たからといって必ずしも見分けることができるのかが不安な方にはあまりおすすめしません。では、説明していきます。お尻の穴が少し縦長で細長いような形をしていて、少し小さく触って出っ張りがあまりなければオスです。メスは、丸く大きく触ったら少しで出っ張りがあります。
こちらの方法も、自信がない方やわからなそうだと思った方は、やらないことをおすすめします。金魚のお腹を軽く押してみて、全体的に柔らかければメスです。軽く押してみて、少し硬いと思えばオスです。硬いのは、肋骨でメスは繁殖の時期になるとお腹に卵を持つので肋骨が邪魔になるので肋骨が脂肪の内側にあるので、お腹を軽く押すと柔らかいのです。逆にオスは卵を持つことがないのでお腹をできるだけ守るために肋骨が脂肪の外側にあるので、軽く押すと硬いのです。
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