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飼育

アナカリスの特徴と育て方

アナカリスは、被子植物門トチカガミ科の沈水植物の一つです。店頭などでは、和名の「オオカナダモ」の名で販売されていることもあります。今回は、アナカリスの特徴と育て方について説明していきます。

アナカリスとは

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アナカリスは、被子植物門トチカガミ科の沈水植物の一つです。一般的には金魚藻として、カボンバやマツモと同じように親しまれている品種の一つです。店頭などでは、和名の「オオカナダモ」の名で販売されていることもあります。アナカリスは、15〜40mmの葉を持ち5月頃から10月頃までには、水上に白く美しい花を咲かせます。元々は、南米の温暖な気候(ブラジルの南東部・アルゼンチン・ウルグアイ等)が原産の品種になるのですが、生命力の強さなどから現在では世界の各地で繁殖しています。当然、日本国内の河川や湖・溜池で自生していることがあります。

アナカリスの育て方

アナカリスは、水草の中でも育てやすい種類に分類されます。
育て方としてはまず水温は、10〜30℃を好みます。また、ph(ピーエッチ・ペーハー)の値は6.0~8.0の弱酸性から弱アルカリ性を好みます。
アナカリス自体は、適応する能力自体は非常に高いですが、急激な水質・水温の変化などには弱い部分もあり、それに伴い春や秋には痛みやすくなる期間もあるのでしっかり手入れしてあげるようにしてください。
アナカリスを育てる上で、光が当たる量は非常に重要になってきます。光の量が多い場所で育ったアナカリスは、葉の色が濃い緑(ダークグリーン)色をしています。逆に、光の量が少ない場所で育てたアナカリスは、葉の色が薄い緑(ライトグリーン)色になります。

そして、徐々に古くなっていくと葉の色が緑色から黒色へと変化していきます。黒色の状態の葉をそのままにしておくと葉が溶けていき水槽などの壁面に付着してしまうと中々取るのが難しくなってしますので古くなった葉は、しっかり切って捨てるなどの対処を取るようにしてください。

アナカリスの手入れ

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アナカリスの手入れの方法として、アナカリスは片方向にしか成長しないので水面に浮かして使用する場合には、成長しない方をちぎるだけでも多少の手入れになるのでこまめにやってもらうようにしてください。
もしタイミングがわからない方などは、アナカリスがあり一定の長さに到達したら手入れするようにしてください。
例えば、「10cm」以上に成長したら手入れしようなど自分で目安を決めることにより迷いが減るのでおすすめです。
アナカリスは成長するペースも速いので放置していると短期間で伸び光が当たる部分と当たらない部分の差が発生し、それによりアナカリスの葉の色が変色し最終的には水質の悪化の原因になるのでしっかりと手入れをすることで、きれいな状態を保つことができます。

アナカリスの増やし方

アナカリスを増やす方法として、最も簡単でポピュラーなのは差し戻しという手法です。差し戻しは、アナカリス全体の中央部分にある節の下の所を切り、切ったアナカリスの上の部分を底床に植え込むと根が張り成長していき、残った下の部分も時間経つと根が生えて葉が徐々に増えてきて一本のアナカリスとして成長します。
差し戻しで注意すべきは、差し戻しに使用するアナカリスがあまりにも傷んでいるものや短いものはうまくいかないこともあるので、葉の色がよく適度な長さ(10cm〜)があるアナカリスをしようするようにしてください。
もう一つアナカリスを増やす方法として、アナカリスが成長している過程で分裂し脇芽が生まれる場合があります。その分裂している部分で切り、株分けを行い一本のアナカリスします。この方法で増やす場合に気をつけるべき点として、分裂してできた脇芽を短いうちに切ってしまうと一本になってから十分に栄養を得ることができずに枯れる場合があるのである程度の長さ(5cm〜)になってから分けるようにしてください。

金魚とアナカリス

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アナカリスは、金魚と一緒に入れる水草としては最も一般的な種類になります。
アナカリスは、金魚の他にもメダカの産卵などに使用される場合が多いです。それは金魚も同じで金魚の産卵にアナカリスを使用する方は多いです。
よく金魚の産卵使用される水草としてホテイソウがありますが、ホテイソウは日光にあたるが適していることもあり室内などの陽の光があまり入らないような場所で金魚をしている方にとってはあまり向いていない水草になります。そのような場所に適しているのがアナカリスだと言えます。アナカリスは、他の水草に比べて葉が大きく葉を落としづらいという特徴を持っています。
そのため、葉の上に卵をつける際に葉と卵の接地面が広く、同じ葉に卵が複数個ついても葉が落ちることがすることが少ないことなどから産卵に向いていると言えます。

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